動物の健康

犬猫の皮膚と歯について勉強しよう!

犬の皮膚

C&D

  • 皮膚は犬の体表面を覆い、外部刺激に対し体組織を保護している。皮膚組織と被毛の合計は犬の体重の約12%を占め、子犬においては24%を占める。口腔、鼻腔、結膜、肛門、生殖器官の消失を防止し、体内の全ての器官に対する調整の役割を果たしている。
  • 皮膚は体内の水分や電解質の消失を防止し、体内の全ての器官に対する調整の役割を果たしている。
  • 生理的、科学的、微生物学的な外部要因が体内環境に侵入する事を阻止している。
  • 血行によって体内の恒常性を保つ働きをしている(体温調節機能)。
  • 皮膚は接触や疼痛、温度等の感覚器官としての役割を果たす。(知覚機能)
  • 皮膚は被毛、爪、表皮角化層等ケラチン質構造を作る働きをする。
  • ビタミンDの合成、血圧の調整、熱保存、熱放散、分泌、排出等の役割を果たしている。

 

犬の皮膚のPH

  • 皮膚のPHは皮膚疾患の発生と重要な関係にある。
  • 犬の皮膚のPHは人間に比べアルカリ性で外界からの細菌感染やカビの発育に対する防御機能が低い。発汗の後などはさらにPHが高くなり夏季に皮膚病が多発する主因ともなっている。
  • 細菌の繁殖好適条件と犬の皮膚の状態は下のように近似している。
    • 温度30から40℃を維持する
    • 高湿度
    • 弱アルカリ性〜中アルカリ性
    • 無風の状態
    • 脂肪分(脂腺の分泌物)がある

 

犬の歯の発生

  • 初生仔における乳歯の発生は消化器官で固形物の受け入れ態勢が整ったと言う合図で、離乳期の到来を示すものである。
  • 乳歯は通常生後3週位から切歯が発生して4週で犬歯、5週以上で前臼歯が生えそろう。
  • 生後3から6月ごろには乳歯が永久歯に生え換わる。

 

猫の歯牙

  • 猫の永久歯は上顎に16本、下顎に14本の合計30本で犬の42本に比べ12本少ない。猫の乳歯は2から3週齢で生え始める。
  • 生後14〜15週齢頃から乳歯から永久歯の抜け換わりが始まり、6〜7ヶ月齢で全てが永久歯となる。

 

猫の筋肉

  • 猫は全体体で250本の骨を持ち、それらが互いに500以上の骨格筋で補強されている。後ろ足は特に発達しており前脚より若千長い。
  • 猫が落下中に頭部をしゅんじに正常な位置に戻すことができるのは、首の筋肉に生じる正向反射運動によるものである。

 

症状・部位別犬病の発見

症状・部位
考えられる病気
目に炎症がある 角膜炎、乾性角結膜炎、結膜下出血、結膜炎、緑内障、眼瞼内反症
目が白濁する  角膜炎、白内障、緑内障、糖尿病、パンヌス
目やに、涙が出る  結膜炎、ジステンパー、角膜炎、栄養欠乏、血液疾患、伝染性肝炎、眼瞼内反症
まぶしがる 角膜炎、乾性角結膜炎、眼瞼内反症、眼瞼外反症
鼻が乾燥する 細菌・ウィルス等による感染症、白血病、体力低下、ビタミンの不足、リンパ腺腫瘍
鼻汁が出る  ジステンパー、インフルエンザ、鼻炎、蓄膿症、鼻腔内腫瘍
耳が臭い 外耳炎、寄生性耳炎、耳血瘍
歯ぐきが青白い 骨髄性白血病、胃拡張、心不全、胃捻転症候群、肺炎、寄生虫、リンパ肉腫、栄養不足
口臭がする 歯槽膿漏、肝炎、腎炎、敗血症、歯肉炎、口内炎、胃腸障害、呼吸器疾患
尻すべりをする 肛門周囲腺腫瘍、肛門周囲瘻、条虫症、肛門栓形成
咳をす フィラリア症、ジステンパー、肺炎、ケンネルコフ、気管支炎、肺水腫、気管 虚脱
歩き方がおかしい 椎間板ヘルニア、骨折、骨腫瘍、股関節形成不全
吐き出す 食道内異物、食道炎、先天性巨大食堂症、血管異常による食道拡張

 

犬の熱中症にご注意

熱中症になるとどんな症状になるか!
初期症状
体温の急激な上昇により、浅く早い呼吸になる(パンディング)

中期症状
目や口腔粘膜が充血し、赤くなっていき、ぐったりとした状態が続く

末期症状
粘り気のあるヨダレを出し、嘔吐や下痢をし、ふらついて立てなくなる。
筋肉の震え、けいれんが起きる

熱中症は日常生活の心構えから
1、犬の気持ちになり、一緒に外出しない選択もある
2、車内でのお出かけの際、ゲージに入れ、クーラーが効きにく場所に置いたり、日が当たる助手席に置くことを極力避け、後部座席の日が当たらない場所に置き、時間ごとに体をんを観察することが大切です。
3、犬もこともと同じです、時間がある時は水遊びをさせましょう
4、長い毛の犬は、トリミングでカットしてもらいましょう。

熱中症になりやすい犬種
パグ、フレンチブル、ブルドック、シーズー、ペキニーズ等
また犬種を問わずなり易い
肥満、老犬、子犬、治療中の犬、興奮しやすい犬も

猫の熱中症対策は!

猫は犬と比べて暑さに強いとはいわれていますが、猫は発汗作用による体温調節ができなず、蒸し暑い日は日陰で風通しの良い場所を探して寝転がったり、体を舐めたりして、体力温存、体温調節を上手い動物です。 しかしそれにも限度があります。
猫は汗腺が人間にくらべると少なく、発汗によって体温を調節することができません。そのため体温が急激に上昇すると、それを下げることが難しいのです。
猫の体温は38~39度前後といわれ(子猫はそれより少し高く、老猫は少し低いそうです。)人間より高いです。体温が41度を超えると脳障害を引き起こすことがあり、命を落としてしまうことにもなります。限界体温までに2~3度しかないので、飼い主さんはより気を配ってあげてください。

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